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活動レポート

【海外医療協力医師研修受け入れ】ニシャット先生のご紹介

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ニシャット先生のご紹介

バングラデシュのダッカ出身であるニシャット先生(写真中央)は、ダッカ市内の山形=ダッカ友好病院に整形外科医として勤務されています。現在、30歳。同じく医師の奥様とお子さん(男の子)の3人家族です。地域の社会人クリケットチームに所属していますが、仕事が忙しく試合や練習に出られないのが悩みだとのこと。

イスラム教を信仰されていて、毎日数回あるお祈りは仕事中でも欠かしません。アルコール、アルコール含有の調味料(みりんなど)、ハラールフード以外の動物や鳥の肉・エキス(チキンコンソメなど)などを使った料理は食べられませんが、魚肉、鶏卵、牛乳、それらから作られたもの(おでん、チーズ、バター、植物性油脂のマヨネーズなど)は食べられます。そのため、研修中の食事は自炊です。料理がお得意で、自国から各種スパイスも持参されています。また、IT機器を使いこなし、日本での買い物はスマホの翻訳アプリを活用。スーパーで原材料の日本語を翻訳し、食べられないものが入っていないか確認して購入しています。


先生のこの研修に対する思い

ニシャット先生は「助けを必要としている人を助けたい」という想いのもと、医療活動に従事されています。バングラデシュでは、高校を卒業後に工学、商学、医学の道に進むために大学に進学されるようですが、ニシャット先生は医学の道を選ばれました。「いままでお医者さんにたくさん助けられた。次は私の番」と語っており、その想いが先生を医療の道へ進ませることになったようです。

「日本に来ることはずっと夢だった」とニシャット先生は語ります。「日本はすべての分野で優れている。医療も同じ。ずっと日本に来て学びたかった」とのこと。ニシャット先生の勤務先である山形=ダッカ友好病院に勤めれば、日本へ行けると考え、いままでいくつものお仕事のオファーを断ってきたそうです。新生病院での研修を通して、日本の病院ではどのように人々が働いているのか学びたいとのことです。

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