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ルカによる福音書 2:17

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その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。
ルカによる福音書 2:17


     

ルカ福音書によると、ローマ皇帝アウグストゥスは、徴税のためにイスラエルすべての人々に、 住民登録を命じました。そのため、マリアと、ヨセフも住民登録のために、ガリラヤの町ナザレから、 ヨセフの故郷であるベツレヘムに向かいました。2人は、どこの宿屋も満員だったため、 馬小屋として使われている洞窟に泊まりました。そこでイエスが、お生まれになり、 マリアは、イエスを布にくるんで飼い葉桶に寝かせました。馬小屋におけるイエスの誕生は、 小さく貧しい者として生まれたイエスをよく表しています。

ところで、上記の聖書の箇所は、私たちに不思議なことを思い起こさせます。 この後、「羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、 賛美しながら帰って行った」(2:20)とあります。ですから、「人々に知らせた」のは、 馬小屋に、イエスの両親、イエス、羊飼い、東方の三博士の他にも、誰かがいたことが前提となっています。

それは、一体誰か?・・・もしかすると、心で、乳飲み子イエス様を訪ねる私たちを含んでいるのかもしれません。

クリスマスには、この馬小屋でのイエスの誕生の場面をかたどった人形が、 教会などに飾られます。このクリスマスの飾りは「クリブ」と言います。 この馬小屋をはじめて作ったのは、イタリアの聖人、アシジの聖フランシスコだと言われています。 聖フランシスコは、1223年グレッチオで、イエスの降誕の馬小屋を飾って、 村人と共にクリスマスを祝いました。グレッチオには、岩山の上に修道院があり、 洞窟に突き出した岩に、馬小屋を再現した壁画と祭壇が残っています。今では、 クリスマスになると、馬小屋を飾り、私たちの救いのために、貧しい馬小屋で、 小さな赤ん坊としてお生まれになってくださったイエスのことを思い起こします。


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