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着任のご挨拶
2012年4月から、佐藤裕信前院長のあとを受けて院長に就任いたしました。
以前、長野県内で永いこと勤務医をしていましたので、信州には深いご縁がありますが、
北信は私にとって初めての地です。
着任してまだ日が浅いのですが、小布施のみなさんの心の温かさには感銘を受けています。
当院はカナダ人宣教師によって結核療養所として設立され、今年で80年目を迎える歴史のある病院です。
急性期、回復期、療養型、緩和ケアの各病床を有し、それぞれの需要に応じた幅広い機能を展開しています。
リハビリテーションの陣容も厚く、周辺医療機関からの手術後のリハビリや脳血管障害後のリハビリに加え、
佐藤前院長が力を入れてこられた睡眠時無呼吸症候群や慢性呼吸器疾患の
在宅呼吸リハビリなどにも特色を出しています。
高齢化社会に適した機能を培ってきたといえるその底力をさらに延ばしつつ、
地域の先生方のご指導を仰ぎながら、そして、これまでの歴史を支えてきた全職員と力を合わせながら
日本の医療に明るい展望を切り開けるような存在を目指しています。
もう一つの大きな新生病院の特色として海外医療協力に積極的に取り組んでこられた
諸先輩や若手の医師が多いことが挙げられます。病院の創始者であるスタート博士の血脈にも通じるその志し
を大切にしながら、海外活動と同時に被災地への支援も続けてゆくつもりです。
私自身の海外活動も継続してゆくつもりですし、医師、看護師はじめ職員が
海外でボランティア活動をする機会をつくります。その活動をとおして、新生病院の理念にあるように、
弱い立場に立たされた人々の尊厳を大切にして手を差し伸べる活動が日々の医療の中
にも生かされていくことを目標にしています。
小布施という一つの地域を大切にしながらも、広く海外にも目を向けた視野の大きさと
思慮の深さを日本の将来のために育んでいきたいと考えていますので、
皆様方のご指導とご鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。
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