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小布施日和

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チャプレンからのメッセージ

「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」
ルカによる福音書 2章11-12節




小布施のクリスマス風景‐町のキャロリング

小布施でのはじめてのクリスマスはとても楽しかったです。
20日は新生礼拝堂で、礼拝後のすき焼きパーティから始まったクリスマスのお祝い、23日は飯山復活教会で数十年ぶりのロウソクを灯しての夕の礼拝、 24日は4階病棟で行われた素敵な演奏付きの「クルミ割り人形」の劇と歌、そして素敵なサンタクロースからのプレゼントがあったクリスマス会、 6時からは、新生礼拝堂での二人の子どもがロウソクを持つ奉仕付きのキャンドルサービス(ロウソク礼拝)、その後7時から小布施町の方々とのキャロリングがありました。
礼拝堂の前に集まり、歌を歌って新生病院の各病棟を回り、病院の隣りにある「小布施荘」や、「小布施堂傘風楼」、「アイサルーンおぶせ」でも歌いました。 「小布施堂傘風楼」のココアとケーキ、「アイサルーンおぶせ」でのお汁粉はとてもおいしく、温かいおもてなしに感謝でした。来年もありますので、皆様ぜひご参加ください。お待ちしています。

25日もクリスマス礼拝で「メイプル」のクリスマスケーキをいただき、27日は礼拝後クリスマス訪問を行いました。 他院に入院されていた新生病院の元職員の方の所、「小布施荘」にいらっしゃった新生病院で働いていたお医者様のご家族の所などを訪問し、家族やお仲間と交流を深めた幸せな時間を過ごしました。 また、入院中の99歳のおばあちゃんがいたのですが、その方と若い頃親交のあった元チャプレンと私とで一緒に訪ね、とても喜んで頂けた瞬間でした。 今も新生病院とそれぞれの人が、強い絆で結ばれている、繋がっているんだなと感じることができ、心が温かくなりました。

子どもたちやお友達からは「こんなに続いてクリスマスをお祝いするなんてズルイ??」と言われるかも知れませんね。クリスマス太りは深刻(笑)ですが... 前回も書きましたが、クリスマスは主イエス・キリストが赤ちゃんの姿としてお生まれになり、私たちと共にいてくださることを喜びと感謝を持ってお祝いする時です。

サンタクロースも世界中の子どもたちの中に、さびしい子どもが一人もいないように、世界中を回ってプレゼントを届けてくれます。皆様も近くの方々と共に喜びながら過ごせたでしょうか。 もし、寂しいクリスマスを過ごした方がおられましたら、来年はぜひ小布施で私たちと一緒に過ごしませんか。病院に入院中の方々、そのご家族と友人の皆さんと共にお祈りいたしました。 この世の暗闇に光が灯され、少しでもこの世界が愛を持って明るく、温かくなりますように。また来年のクリスマスまで光を持って歩んでいきたいと思います。主に感謝。

<新生礼拝堂副牧師 司祭 フィデス金善姫>