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小布施日和

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チャプレンからのメッセージ

見よ、兄弟(姉妹)が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び
詩編133:1

 はじめまして。 4月から病院でチャプレンとして働いている金善姫(キムソンヒ)と申します。 チャプレンとは病院、学校などの教会以外の施設で働く牧師で、チャプレンという言葉を英語のまま使うので、病室に入り、あいさつをして、自己紹介をすると、「チャプレン?キム?」というしばらくの沈黙と、唖然とした表情を見せる患者さんが多いです。 担当の看護師さんに紹介され、やっとご理解されて、あいさつができたり、少しずつ顔を合わせる数が増え、会釈ができたり、お疲れ様と声を掛けられることもあります。 まだ、1か月の新人というのもあって、私自身病院で過ごしながらいろいろ学んでいます。

 私は韓国国籍で、母国語は韓国語です。日本語は10年以上勉強していますが、まだまだ難しいこともたくさんあります。大学の専攻は生物工学を学び、牧師と結婚して、日本に来て、神学を学び、多くの方々に支えられ、牧師として働いています。 神学院を卒業する時は、女性の視点から暴力、貧困、生きにくさなどに関心を持ち、沖縄の平和問題、フィリピンの外国人労働者の問題、韓国の慰安婦問題などを学びながら、聖書を読み平和を考えていました。 私が生きるキーワードは、命、平和、尊厳かなと思います。 教会に来るいろいろな人たちと出会ってきました。安定した家庭環境に恵まれない方、障がいを持つ方、野宿者の方、依存症で苦しむ方...。 今度は病院で、患者さんと家族、医師、看護師、介護士、職員、地域の方々との豊かな出会いを期待しています。出会いが私たちを豊かな命へ、平安へ、尊厳へ導いてくれると思います。

<日本聖公会中部教区 司祭 フィデス金善姫>