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小布施日和

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チャプレンからのメッセージ

わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。
ヨハネによる福音書 10:27

     

 ある日本人の大学教授が、キューバで開かれた学会に参加した時の事です。 日本人で参加したのは、その方お一人でした。開会式の前夜に歓迎会が開かれ、 各国から大勢の科学者が参加していました。キューバ人の男性が力強いスペイン語で熱弁をふるいます。 しかし、教授は会場を覆う激しい「虫の音」に気をとられていました。

なるほど暑い国だな、と感心して、周囲の人に何という虫かと尋ねてみたところ、だれも何も聞こえないと言います。 確かに、教授には、「蝉しぐれ」のように聞こえるのに! どうも日本人の耳と西洋人の耳には違いがあるようだと気付いたこの教授は、 研究を重ね、普段から日本語を使うことにより、脳の働きに違いができることを見つけました。

 このような不思議が現象は、私たちの周りにもあると思います。 私たちの周りには虫の声に限らず、野の花、草原の香りなど、神様からの恵みに満ち溢れています。 しかし、そのような神様からの与えられた豊な恵みに気付かず、 日々の生活にとらわれてそれを見過ごしにしてしまうことがあるのではないでしょうか。 イエス様は、「わたしの羊はわたしの声を聞き分ける」(ヨハネ10:27)と弟子たちに語られました。 当時も、イエス様の御言葉と御業を通して、多くの神様からの恵みがわたしたちに与えられにも関わらず、 それに気付かない多くの人々がいました。私たちが、お祈りをよくしなければならない理由は、 イエス様の羊として、イエス様の声を聞き分ける必要があるからです。 お祈りのうちに、私たちのうちのある聖霊のはたらきを活発にして、 イエス様の声を通して語られる神様の声を聞き分けるのです。

 それはあたかも「ラジオ」のようなものであると思います。 神様の声は、私たちの周りに満ち溢れています。 しかし、私たちのうちにあるラジオの周波数が合わなければ、 それは、「ザァー」という雑音にしか聞こえません。私たちは、 お祈りをよくすることによって、私たちのラジオの周波数を調整して合わせて、 神様の声をはっきりと「聞き分ける」必要があると思います。 普段の生活のうちに、心を落ち着ける時間をもち、 お祈りのうちに、神様の声を聞きたいと思います。

<新生礼拝堂牧師補 執事 ヨセフ石田雅嗣>